天気が良くて散歩日和、天気に恵まれ過ぎて熱中症に気をつけながら歩く
歩き出すと「和歌山城」の近くに足を運ぶことに



地図が読めない私は、地図を見てもどの道を進むべきか迷うなと思った
上へ上へと進んで行けば自然に城にたどり着くはずだと思い、ワクワクしながら探検を開始

「追廻門(おいまわしもん)」
和歌山城を散歩している途中、迷わず進んだ先で発見したのが「追廻門」
和歌山城の砂の丸に入る門で、大手門とは反対側に位置しており、通称「搦手(からめて)」として知られている
案の定、私も反対側からのアプローチになってたけど、そこにはまた違った風情のある門が待っていて、思わぬ発見にワクワク
護国神社(ごこくじんじゃ)

ふらっと歩いて訪れた「護国神社」で、ちょっとした楽しみを発見
おみくじを2種類引いてみることにした

護国神社で引いた「開運 恵みくじ」と縁起物
最初に引いたのは「開運 恵みくじ」
縁起物として食べ物がテーマになった5種類のステッカーが入っており、見るだけで気分が上がる

おみくじの結果は、小吉
メッセージにあった「出る杭は打たれる」という言葉に触発され、ますます頑張ろうと決意!

多幸(たこ)
「多幸(たこ)」のオクトパスはなぜか目を引くデザイン
「幸福招来」や「合格成就」といったポジティブなメッセージが込められたもの
頑張りたい仕事に向けて、パソコンに貼っておこうと思う
「花ひらく さくらみくじ」で気づいた自分へのメッセージ

「花ひらく さくらみくじ」をスライドさせて開くと、
その可愛さに思わず微笑んでしまう
くじを開くと、まさに「花ひらく」— 桜の花が広がっているデザインが素敵!


おみくじの結果は、吉
おみくじには、学業に関して「逃げても苦手は克服できない」と書かれており、
ちゃんと向き合うことの大切さを改めて実感
仕事の面では「積極的な行動が正解につながる」とのメッセージ
これからはもっと動き回ろうと思う!
さらに、裏面には大きな桜が描かれていて、見ているだけで心が温かくなる

おまけとして、桜の小判(チャーム)も入っており、
ピンク色には「美貌が花ひらく」という意味が込められているそう
これからの自分に期待を込めて(笑)
「鶴の渓(つるのたに)」の歴史と自然石の石垣に触れて

「鶴の渓」は、砂の丸から二の丸へと繋がる道
この場所は、1600年(慶長5年)に関ヶ原の戦い後に城主となった浅野家が、ここで鶴を飼い始めたことに由来。
石垣は結晶片岩(けっしょうへんがん)を自然石のまま積んだ野面積み(のづらづみ)で、まるで時代を感じるような美しい景観

この道はどこまで続くのか気になるところ
歩きながら、足元に気をつけて進まないと、つまずいて転んでしまいそう
「西之丸庭園(紅葉渓庭園)」の魅力と自然の美しさ
【入場料】無料
【利用時間】9:00〜17:00(入園は16:45まで)
和歌山城西之丸庭園は、江戸初期の大名庭園で、城郭内に位置している
この庭園を歩き進めると、緑が豊かで、清々しい空気が満ち溢れている


現代においても、こんなに美しい庭園を維持・保守するのは大変なことだと思う
今まで手間をかけて美しさを守ってくれていることに感謝

紅葉の季節には、紅葉前の葉が早くも顔を出しており、その多さに驚いた

「紅葉渓庭園」と呼ばれるのは、その紅葉の美しさが理由
紅葉の季節には、間違いなく壮観な景色が広がることでしょう



「御橋廊下(おはしろうか)」藩主専用の廊下橋の歴史と特徴
【入場料】無料
【利用時間】9:00〜17:00(入園は16:45まで)
御橋廊下は、藩主とお付きの人のみが利用できる特別な橋
二之丸と西之丸を行き来するために架けられた

その独特な構造は、屋根を設け、外部から見えないように廊下のような作り

全国的にも珍しい斜めに架かる廊下橋の形状で、長さは約26.7m、幅は約2.95m
この御橋廊下は、2006(平成18)年に復元され、今もその歴史を感じさせてくれる
その後も、たくさん歩いて

歩いて
歩いて

歩いて
歩いて
歩いて

歩いて
歩いて
歩いて
歩いて

やっと見えてきた!!!
「本丸御殿跡」歴史を感じる美しい景観と迫力
本丸御殿跡では、雲ひとつない澄んだ水色の空が広がり、お城と緑の木々が鮮やかに際立つ
フォトスポットとしても最適な位置からの撮影で、景色がさらに美しく映える


このお城の始まりは、1585年(天正)に羽柴(後の豊臣)秀吉が弟の秀長に命じて、岡山(虎伏山)の峰に築城したことに遡る
下から見上げると、その迫力ある姿に圧倒される

「和歌山城天守閣」風を感じながらの歴史的なひととき
【入場料】大人 410円
【利用時間】9:00〜17:30(入場は17:00まで)
和歌山城天守閣には「日本100名城」のスタンプ
ここは第62番目の城として登録されている



最上階に登り、ゆっくりと降りながら館内を見学することに


最上階からの風通しが良く、心地よい風が吹いていて、とてもリラックスできるひとときを過ごた
歴史的な建造物としての魅力と、風を感じながらの時間が特別な体験を提供してくれる


「わかやま歴史館 歴史展示室」藩主の別れの扇子と歴史の重
【入場料】大人 100円
【利用時間】9:00〜17:30(入場は17:00まで)
「わかやま歴史館の歴史展示室」では、貴重な資料がたくさん保存されている


藩主が失われた藩を象徴する「別れの扇子」を発見
明治時代にも別れを記念する品が存在していたことに感動



お城の中から眺める外の景色もまた心が落ち着く癒しのひととき







さらに、展示されている火縄銃や甲冑などはその保存状態が非常に良く、まるで現代でも使用できそうなほど
歴史の重みを感じながら、その時代に思いを馳せることができる
「和歌山お城動物園」で癒しのひととき
【入場料】無料
【利用時間】9:00〜17:00※休園:毎週火曜日
和歌山城の敷地内にある「和歌山お城動物園」は、癒しをくれるスポット
まさかお城の中に動物園があるなんて…とびっくりしつつ、足を運んでみた


想像以上にたくさんの動物たちがのびのびと暮らしていて、見ているだけで心がなごむ




暑さが厳しい日だったので、プールで泳ぐペンギンの姿に思わず羨ましさを感じるほど
自然の中で動物たちに出会える場所として、大人も子どもも楽しめる癒しの空間



正面入り口へ向かって再び歩き出す

両脇にはたくさんの木々が生い茂り、日差しを優しく和らげてくれる
緑に包まれた小道は空気が澄んでいて、まるで自分も光合成しているような気分
和歌山城を巡ったあとの余韻と、自然の力強さに癒されながら出口へと向かい


和歌山城の正面入口に到着!逆ルートでも楽しめるお城巡り

あとから振り返って、「あ、ここが正面入り口だったのか」と気づく
やはり裏側から入っていたようで、ちょっとした逆走ルートに
でも結果的に、それもまた良し

和歌山城には38か所もの歴史文化史跡が点在していて、どこを通っても見応えたっぷり
ぐるりと巡ってきたからこそ味わえた、発見の多いお城巡りでした
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史跡 和歌山城
【最寄駅】南海「和歌山市」駅 徒歩10分
【住所】和歌山県和歌山市一番丁3
【定休日】12月29日から12月31日
【コンセント】なし
【Wi-Fi完備】フリーWi-Fi
【雰囲気】ぼっちでも入りやすい・歩く体力が必要
【金額】〜1000円、おみくじ:初穂料(はつほりょう)300円
【支払い】現金