ご縁があり細見美術館の開館25周年記念展に初参戦
細見美術館
細見美術館とは、公益財団法人細見美術財団が運営する美術館
日本の美術品を中心に収集・保存・展示することを目的とした財団法人
琳派
琳派(りんぱ)とは、江戸時代後期に活躍した日本の装飾美術の一派
主に江戸の豪商・両替商の層から支持を受けた
鮮やかな色使い・金箔をふんだんに使った豪奢な表現・精巧な技法などが特徴
屏風・屋敷の内装・襖絵・扇子・屑屋節句(くずやのせっく)などの装飾品を制作
若冲
若冲(じゃくちゅう)とは、本名は大和屋 暁斎(やまとや ぎょうさい)という人物であり、通称として若冲と呼ばれていた
江戸時代中期から後期にかけて活躍した日本の絵師・画家
植物や動物を独自の解釈で描いた作品が特徴
江戸の庶民文化にあふれる風俗画や戯作も手がけました
作品リスト
伊藤若冲 雪中雄鶏図 江戸中期 細見美術館蔵
有名な鶏の「雪中雄鶏図(せっちゅうゆうけいず)」
鶏が雪中で立ち上がる姿を表現
鶏の動きや羽毛の細部まで緻密に描いたことが特徴
特に鶏冠(けいかん)の華麗な表現が印象的
葛飾北斎 五美人図 江戸後期 細見美術館蔵
「五美人図(ごびじんず)」五人の美女を描いた錦絵(にしきえ)のシリーズ作品
このシリーズは、五人の美女それぞれが異なる季節や風景と共に描かれており、美女たちの装いや美しさが緻密に描かれていることが特徴
線の力強さ・墨の深みが見られる作品
鮮やかな色使いと細部にわたる描写力によって、美しい世界を表現
目録リストを見てなかったから、まさかの北斎を見れるなんて感動
江戸時代の美術の多様性と、その高い技術や美意識に触れ、古き良き日本文化の美を堪能できた貴重な時間でした
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開館25周年記念展京都 細見美術館の名品-琳派、若冲、ときめきの日本美術-
2023年3月22日(水)~4月10日(月)
大阪会場:大阪髙島屋 7階グランドホール