ご縁があり京都国際美術館「マリー・ローラサンとモード」へ行ってきました
作品を見たときに、可愛いの中に何か潜んでいるなんか気になる
そんな雰囲気に包まれながら、いざ参戦
人物について
マリー・ローランサン(Marie Laurencin)
1883年パリに生まれ、20世紀前半に活躍したフランスの女性画家・彫刻家
エコール・ド・パリと呼ばれる才能の百花繚乱の中で、経済的にも自立した最初の女性画家の一人となった
エコール・ド・パリ(École de Paris)
1920年代、パリで制作活動をしたアーティストたちでパリ派という意味
代表的な作家はピカソ、グリス、ミロ、シャガール、スーティン、リプシッツ、ブランクーシ、キスリング、パスキン、モディリアーニ、また日本の藤田嗣治など
ココ・シャネル(Coco Chanel)
1983年にフランスで生まれたココ・シャネルことガブリエル・シャネルは、20世紀初頭から活躍したフランスのファッションデザイナー
展示内容
マリー・ローラサン
ヴァランティーヌ・テシエの肖像|1933年
わたしの肖像|1924年
マドモアゼル・シャネルの肖像|1923年
サーカスにて|1913年
優雅な舞踏会あるいは田舎での舞踏|1913年
舞踏|1913年
日よけ帽をかぶって立つ女|1912年
白い羽飾りの黒帽子をかぶった乙女|1915年
帽子の乙女|1923年
羽根飾りの帽子の女、あるいはティリア、あるいはタニア|1924年
ターバンをかぶった女|1922年
ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン|1922年
彼女の描く作品はなんだか寂しさや儚さがある
瞳の中にあるその人の強さだったり弱さだったり
だからと言って悲しいとは違う
美しさも感じることができる
パステルカラー柔らかい色合いとは裏腹に女性の強さを感じられた
ココ・シャネル
主に撮影NGだったが、帽子など他の衣装もあった
彼女の作品を見れたのは感動
本当に生きていた人物なんだと実感できた
香水の代名詞「シャネル N°5」の広告だったり
当時を見てもお洒落が色あせてない
実際の物を目で見てその場の空気を感じると
彼女たちのマインドまで何だか感じれて
色んなことを教わった、そんな気になった空間だった
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マリー・ローランサンとモード
1920年代パリ、女性たちは羽ばたいた —ココ・シャネル、マドレーヌ・ヴィオネも活躍
2023年4月16日(日)~6月11日(日)
会場:京都市京セラ美術館